エコテックス国際共同体

ABOUT OEKO-TEX

エコテックスとは

エコテックス®
スタンダード100とは

私たちがいつも触れている繊維製品。その中に、からだに有害な物質が含まれず「安全」であることを、分析試験の結果にもとづき証明する認証システムの名称です。対象は繊維製品の全加工段階における原料・半製品・最終製品に包括的に適用されます。また日本より厳しい海外諸国の法規制にも対応できる、世界トップレベルの「繊維製品の安心・安全の証」として、欧州をはじめ取引や消費の際の大切な指標となっています。

【国別 規制比較表】画像
2016年4月1日から日本でも施行となった、発ガン性有害物質の「特定芳香族アミン」に関する「アゾ規制」。ただ、実は繊維製品に関する法規制において、日本は近隣諸国に遅れをとっているのです。中国をはじめ各国では、アゾ規制はもちろん、何年も前から様々な有害物質の規制があり、取引をする際に安全証明やきちんとした対応が必要となっています。

認証実績

エコテックス®スタンダード100認証は、2016年にのべ16万件を超え、全世界での需要がとても高まっています。またヨーロッパでは、「エコテックス®ラベルがついていないと買わない」という購買基準にもなっています。

認証件数
世界約100ヵ国、10,000企業、のべ160,000件以上
※日本国内では250企業以上、のべ4,000件以上の認証実績
対象有害物質
300種類以上

認証対象

川上から川下までのあらゆる繊維製品、パーツ等関連製品が主な認証対象です。

繊維製品関連全般
糸・生地・服飾資材(アクセサリー)・衣類・作業服・タオル・寝具・ベビー用品・化粧綿・雑貨・インテリア等
染色工程等(プロセス認証)
原反を問わない染色工程のみ、仕上加工工程のみ対象 など

製品分類(認証クラス)

製品の用途によって、求められる安全性のレベルは異なります。乳幼児のような敏感肌であったり、
肌との接触が大きい製品ほど、規制値の基準は厳しくなります。

【製品分類(認証クラス)】画像

エコテックス®
国際共同体とは

1992年に、スイス、ドイツ、オーストリアの検査機関によって設立されたエコテックス®国際共同体。
繊維製品に含まれる可能性のある有害物質の排除を目指し、継続的な判断と評価をすべく、消費者や環境に配慮した製品および社会的責任を全うした生産施設を認証するシステムを構築しました。

【エコテックス®認証機関を持つ国】画像

【沿革】

1980年代後半
繊維製品の安全性(有害物質)が問題視され社会問題に。
オーストリア繊維研究所(ÖTI)が、有害物質試験法ÖTN100策定。
1992年
HOHENSTEIN研究所(ドイツ)、TESTEX研究所(スイス)とともに、
エコテックス®国際共同体発足。
エコテックス®スタンダード100(Oeko-Tex®Standard 100)認証開始。
2000年
欧州以外で唯一の認証機関として、ニッセンケンが加盟。
現在
世界16ヶ国に会員研究所(欧州と日本)に加え、
約70の国と地域に受付窓口があります。
分析試験・認証実績
1992年開始 ※2017年時点で25年
認証受付窓口
世界約70ヶ国
認証機関
欧州 17機関+日本 1機関 計 18機関 (ドイツに3機関)

※厳しく管理された試験体制および染色に関するノウハウを認められ、欧州以外で唯一、日本の
ニッセンケン品質評価センターが認証機関となっています。

エコテックス®ファミリー

エコテックスには、製品認証の「スタンダード100」以外にも、様々な認証が存在します。皮革製品を対象にした「レザースタンダード」、染料や助剤等が対象となる「エコパスポート」、排水や労働環境なども含めた企業や工場の包括的な認証の「STeP(ステップ)」があります。また認証そのものではなく、製品と工場の両方において認証を取り、全ての生産段階における透明性を開示できるシステム「メイド イン グリーン」も存在し、製品単体に留まらず、さらに高く広い範囲での安全性担保が実証できるものとなっています。

STANDARD 100 LEATHER STANDARD ECO PASSPORT STeP MADE IN GREEN
日本語名 スタンダード100 レザー スタンダード エコパスポート ステップ
(旧 スタンダード1000)
メイドイングリーン
(旧 スタンダード100plus)
マーク 【スタンダード100】ロゴ 【レザー スタンダード】ロゴ 【エコパスポート】ロゴ 【ステップ】ロゴ 【メイドイングリーン】ロゴ
対象 ・繊維製品及び
それに関連する物
・一部工程(プロセス)
・革製品(天然皮革)及びそれに関連する物 ・繊維用化学薬剤
(染料、助剤、加工剤)
・施設、工場 ・繊維製品
(中間製品含む)
目的 有害な化学物質を含む繊維製品を市場から排除 有害な化学物質を含む革製品(天然皮革)を市場から排除 有害な化学物質
を含む化学薬剤
(染料、助剤等)を市場から排除
持続可能な生産現場の構築 有害物質検査が実施された製品で、環境に配慮した生産現場で製造された製品
要求事項 対象製品中への有害化学物質 対象製品中への有害化学物質 STANDARD 100とREACH SVHC、ZDHCなどの有害化学物質リスト項目 品質管理、環境管理、環境への取り組み、化学物質管理、従業員の安全と衛生、企業の社会的責任 各生産段階で、STANDARD 100とSTePの要求事項を満たす